【吉田哲也氏登壇】日本中小企業経営審議会勉強会を開催いたしました。
6月3日、ワールドユーアカデミーのセミナー会場にて、日本中小企業経営審議会が主催する特別勉強会を開催しました。
今回は、一般社団法人食農推進協会 代表理事・一般社団法人生命の食 代表理事 吉田 哲也氏をお迎えし、「自給農の時代が到来」と題してお話をいただきました。
本来農作物は、自然に順応した方法で作れば永遠に作ることが出来る、と言われています。地球にも人間に優しい自然農法とは何なのか?自然に循環する農法について教えていただきました。
こちらのブログでは、参加した皆様からの感想をお届けいたします。
【常識で信じていることと実際は『逆』という新しい世界を知った】
日本は『資源に乏しい国』ということを聞いたことがありますが、吉田先生のお話を聞けば聞くほど、日本は『資源豊かな国』で、世界中が羨むほどだと思いました。そして、一見日本の社会課題である耕作放棄地も、吉田先生の話を聞くと宝の山。常識で信じていることと実際は『逆』という新たな世界を見せて頂きました。特に耕作放棄地の土壌が大事で、表に見えていない土中の菌が鍵を握ることを教えて頂きました。菌は生き続けるためにお互いに支え合っていることを知り、菌のように今の社会構造も自然と支え合い助け合う、そのような社会でありたいと思います。そのためにも、今後、自然農を学び、自然から学ばせて頂きながら、人との関わり方にも連動させていきたいと思いました。
株式会社山崎文栄堂 清家美奈
【善き未来に向かって「だったらどうすればいいのか」の可能性は沢山ある】
勉強会に参加したことで、日本の農業の実態と経済との結びつきを知るきっかけとなりました。お米のことで不安や疑問が広がっていますが、今の不安、出来事だけにフォーカスをあてるのではなくて「だったらどうすればいいのか」の可能性が沢山あることに気づかせていただきました。歴史から学べること、興味を持って知ることで、現代や未来において今から準備できることが沢山ありますし、善き未来に向かって歩める希望があります。身体にとっても、土壌にとっても、食・農にとっても、みんなにとって良い循環となるような行動を選択していきます。
株式会社山崎文栄堂 上村倫世
次回7月7日(月)は、株式会社海藻研究所 所長 新井章吾氏から「里山と里海を繋ぐ土壌表面付近の淡水と海水の地下水の活用」をテーマに勉強会を開催いたします。
https://yamato.world-u.com/seminarlist/3606/
中小企業が力を合わせて日本の未来の為に、共に学び、考え、行動していきましょう!